市バスに車いす男性“乗車拒否”…運転手を訓戒処分(2022年9月1日)
去年11月、川崎市の停留所から市営バスに乗ろうとした車椅子を利用する50代の男性は、60代の男性運転手から「この後に空いているバスが来る」と言われ、乗車を拒否されました。
車椅子の男性は、次のバスが来るまで12分待つことになったということです。乗車を拒否した理由について、運転手は次のように話しているといいます。
男性運転手:「夜勤明けの方がよく利用するバスで、寝ている乗客を起こすのも悪いと思い、気を使った」
当時、およそ70人乗りのバスに15人ほどが乗っていましたが、車椅子を止めるスペースの座席には、別の乗客3人が座り、寝ていたということです。
市の交通局のマニュアルでは、座席をはね上げて、車椅子を止めるスペースを確保することになっていて、運転手は寝ていた乗客に、座席を移動してもらう必要がありました。
市は、運転手を訓戒処分にしたということです。
(「グッド!モーニング」2022年9月1日放送分より)
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