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【選挙で注意】SNSの“偽情報”が急増 生成AIが拍車、悪意ある投稿も デマや誤情報どう見抜く?
戦後もっとも短い選挙戦で、じっくりと各政党の政策などを吟味する時間も限られる中、インターネットの「誤った情報」も急増しています。デマやニセの情報と向き合う方法とは?
こちらは、SNSに投稿された偽の動画。中道改革連合の実際の会見と見比べると、偽物の方の政党のロゴは、中国の地図を連想させるようなものに変えられていました。
また、国民民主党の玉木代表が「日本から追放された」などと事実ではない情報が書かれた動画のサムネイルも、ネット上で出回っています。
30代
「Ⅹとかで見るのを割とうのみに」
40代
「(SNSに)慣れない人が見て、誤解したりするのはやっぱり問題かなと思ったりしますけど」
今回、取材班はネット上に出回っている、ある“偽情報”について確認してみました。
「期日前投票箱は、夜中に開けられて改ざんされます」
票を夜中に書き換えることは可能なのでしょうか?すでに期日前投票が実施されている大阪府知事選挙の投票所では…。
午後8時に入り口が施錠されると、投票箱に蓋がされ、カギがかけられます。カギは封筒にしまい、開封されたら分かるようにハンコを押したあと、さらにカギのかかった場所に移され保管されます。
(Q:不正は投票所であり得る?)
堺市北区選挙管理委員会・本池 茂さん
「まず有り得ないと思います。厳格な管理運用をしていますので、安心して投票に来ていただけたらなと思いますので」
選挙のたびに多く出回る“偽情報”。今回の選挙での特徴について専門家は…。
日本ファクトチェックセンター・古田大輔 編集長
「生成AIを使ったいわゆる“ディープフェイク”。全くゼロから動画とか画像を捏造したり、実際に存在する動画や画像の一部を改変したりする手法が広がってきている。誰でも簡単に本物と見まがうような動画や画像が作れるようになった」
デマに拍車をかけているという生成AI。冒頭の偽動画も、生成AIで加工された可能性が高いといいます。
有吉優海 記者
「画像を作成できる生成AIを使って、私の選挙ポスターを作ってみたいと思います」
記者が自分の顔写真を使って、生成AIに簡単な指示を与えたところ…。
有吉優海 記者
「添付した私の顔写真が…でもそのままというよりか、ちょっと美化されているような気もしますね。ものの数十秒で選挙ポスターっぽい画像が出来上がりました」
日本ファクトチェックセンター・古田大輔 編集長
「間違った情報を見て、その情報が間違っていると気付けるのは、平均でわずか14.5%。間違っている情報なのに、自分の価値観に近いという理由だけで『これは正しい情報だ』と信じてしまう人が多い」
ネット上で出回る“偽情報”に惑わされないために、必要なこととは。スタジオで解説します。
◇◇◇◇◇
(渡邊アナウンサー)
デマや誤情報を選挙期間中に気をつけたいことについて、まずこちらをご覧いただきましょう。
今回、私の画像を使って生成AIに指示を出しました。「選挙カーで演説している画像を作ってください。場所は日本で聴衆がたくさん」と依頼をしますと、ものの30秒で、このようなものが出来上がったんです。ただし、デマだと、よく見れば分かる部分が3つほどあるんですが…
では、答えを見てみます。こちらです。
「どのあたりに立っているのかよく分からない」ということ。そして「市民の市の漢字が何かおかしい」。さらに、よく見たらなんですが「誰の手なのかが分からない」という点です。
今回の選挙戦でも、すでにもうデマが出回っています。こちらをご覧ください。
例えば、この「中道改革連合」のロゴなんですが、本当のロゴは青色のロゴなんですが、このように赤色のロゴが偽動画で出回っている。赤色で中国を連想させるような動画が作られていると。
さらに、こちらも実際にあったんですが、国民民主党の玉木代表が更迭された、資産を没収され、日本から追放されたというような偽情報も回っていると。これに関して玉木代表も「さすがにひどい。名誉毀損での提訴を検討します」と話しています。
ただ、専門家によりますと、「偽・誤情報を半数以上が信じてしまうという」という研究結果もあるということです。
なぜ選挙前に増えるのか、専門家に伺いました。
日本ファクトチェックセンターの古田大輔編集長によりますと、「選挙前になるとデマで利益を得たい人たちが、悪意で拡散する。さらに、誤情報を信じて善意で拡散してしまう人たちが増えてしまう」ということです。
例えば今回、Aの政党を推している人であれば、Aの政党の情報をどんどん多くの人に知らせないとと、どんどん誤った情報を拡散してしまうということです。
デマを見抜いていくために、大事になっていくのがこちらです。
興味のある情報でも、まずは3つを確認をしてください。
「誰が発信しているのか?」それは信頼できる研究者や専門家ですか?というところ。さらには発信しているアカウントや人が、過去にデマなどを投稿していないか。
さらには「情報の根拠はありますか?」というところ。信頼性の高い情報で成り立っているのか、出典などを見るといいということです。
さらには「情報の比較」。関連する公的機関や報道機関は、その報じられているものをどう報じているのか、というのをチェックする必要があるということです。
この3つを確認することが大事になってきます。
選挙期間に入っていますので、まず情報をそのまま うのみにするのではなく、考えることが大事になってくると思います。
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