サルの麻酔銃を“誤発射” 近くにいた女性に当たり一時意識を失う | TBS NEWS DIG #shorts
きのう午後、富士市内で発見されたニホンザルを捕獲するための麻酔銃を誤って発射し、近くにいた女性に当たる事故がありました。
富士市などによりますと、きのう午後2時50分ごろ、富士市中之郷のJR富士川駅近くの道路沿いに「サルがいる」と連絡がありました。
通報を受け、富士市役所の職員3人と市から委託を受けている業者が現場に向かい、サルを発見。捕獲のため麻酔銃の準備をしていたところ、業者の男性が誤ってトリガーに触れ発射し、サルの目撃情報を伝えるため近くにいた女性の左肩に矢が刺さったということです。
女性は一時意識を失いましたが、その後回復し、夜には帰宅したということです。
現場周辺では以前からニホンザルの目撃情報があり、市では麻酔銃を使うと周辺住民にチラシを配ったうえで、きのうは朝から周辺のパトロールをしていました。
麻酔薬は体重15キロのサルに効果がある量を使ったということです。
富士市の小長井義正市長は「大変遺憾であり、被害にあわれた方に心からお詫びを申し上げます」とコメントしています。
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