京都・ウトロ地区などに放火 男に懲役4年の判決(2022年8月30日)
在日コリアンが多く住む京都府のウトロ地区に放火をした罪などに問われた男に、懲役4年が言い渡されました。
判決によりますと、無職の有本匠吾被告(23)は去年8月、京都府宇治市の在日コリアンらが多く暮らす、ウトロ地区の空き家を含む7棟や、名古屋や奈良の在日韓国人団体の施設に放火するなどしました。
これまでの裁判で有本被告は、起訴内容を認め、「韓国人に敵対感情があった」などと述べ、検察側は「社会から注目を浴びたいと考えて犯行に及んだ」として、懲役4年を求刑していました。
判決で京都地裁は、有本被告の犯行動機について、「在日韓国・朝鮮人という特定の出自の人々に対する偏見や嫌悪感に基づく独善的なもので、酌むべき点はない」として、有本被告に求刑通り懲役4年を言い渡しました。
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