- 「敵に厳重な警告を送るため」 ミサイル7回発射はすべて“戦術核部隊訓練”と北朝鮮メディア|TBS NEWS DIG
- 【祇園祭】62歳棟梁がてるてる坊主つくって挑んだ「3年ぶり山鉾巡行」”ブランク”かつ”新米”の車方『喜び山盛り・プレッシャー山盛り』(2022年7月19日)
- 都営浅草線の車庫で脱線事故 帰宅ラッシュ直撃 JR錦糸町駅では線路侵入…「盗撮犯」?(2023年6月6日)
- ビッグモーター個人情報漏洩か 第三者不正アクセス(2023年10月31日)
- 全国コロナまとめ 4万9172人 先週比約1800人増
- 【速報】海自の護衛艦「いなづま」 山口県沖で航行不能に 浅瀬で岩などにぶつかったか けが人なし|TBS NEWS DIG
鳥取砂丘に“月の実験場”今年度中に完成予定『アルテミス計画』に日本でも熱い視線(2022年8月29日)
アポロ計画以来50年ぶりに月面着陸を目指す『アルテミス計画』に、日本でも熱い視線が送られています。
鳥取砂丘では去年11月から、専用のメガネをかけて体験する“月面体験”ツアーが始まりました。9800円で約2時間、水資源を探したり、砂を採取するミッションを体験できます。
千葉から参加した人:「基地とか、都市をつくるまでの流れがよく分かって良かった」
鳥取市内から参加した人:「砂が月面っぽくて、現実的な感じ」
主催している『アミュラポ』田中克明代表:「世界中で月面開発が加速するなかで(月を)より身近に感じていただきたい」
5月にはブリヂストンが、鳥取砂丘で、月面探査車用のタイヤの走行実験をしました。注目が集まる鳥取砂丘。鳥取県も放っておきません。
産業未来創造課・井田広之課長補佐:「鳥取砂丘“月面化プロジェクト”。実証試験ができるようなフィールドを整備して、色んな方々に使っていただくと」
砂丘を月に見立てた「実証フィールド」は今年度中に完成予定。すでに幅広い業種から問い合わせがきているといいます。
産業未来創造課・井田広之課長補佐:「すごく手応えを感じている。月や火星に行った場合の『食』『生活するためのインフラ』が必要。それをどうするのかというところまで、具体的に考え出している企業が増えてきている」
大手住宅メーカーのミサワホームもそのひとつです。
ミサワホーム技術部・秋元茂部長:「JAXAと一緒に、月に持っていく建物の実証実験を今、南極でやっている」
50年以上前から、南極で調査隊の基地を手がけてきたミサワホーム。夜には、気温がマイナス100度以下となる月でも、この技術を生かせるとして、月面での“住居開発”に乗り出しています。
宇宙飛行士が分厚い服を着た状態でも、簡単に組立てができるよう、できるだけ構造をシンプルにしました。今年の秋からは、南極のなかでも“最も過酷”と言われるエリアで、月面を想定した実験も始めます。
ミサワホーム技術部・秋元茂部長:「月で生活すると言っても、キッチンの作りはどうするのか、どうやって寝るのか、6分の1重力なら斜めに寝るの?とか、そういう所からやっていかないといけない。(Q.月に家を販売する時代が?)可能性はあるかもしれない」
長期間、月で生活する上で大きな課題となるのが“重力”です。
SIC有人宇宙学研究センター・大野琢也特任准教授:「(重力が)6分の1の月面で大丈夫なのか。骨が健全に育たなかったり、骨で血液は作られるので、体液自体に問題がありそうだと分かってきた」
京都大学の『宇宙居住研究会』が考えているのが、人工的に“重力を発生させる”施設です。“遠心力”を重力の代わりとして活用し、施設の中に、地球とよく似た環境を再現。人々は、内側の壁に立って、生活をするというものです。
SIC有人宇宙学研究センター・大野琢也特任准教授:「(Q.目は回っちゃう?)目が回ることはない。全体が回っているから。ただ、経験したことがないので、やってみないと分からない」
大野さんの本職は、鹿島建設の建築士です。京都大学と鹿島建設は先月、この構想を発表。2050年には月面で、簡易的な『重力発生施設』の実現を目指しています。
この構想のリーダーである山敷教授はこう話します。
SIC有人宇宙学研究センター・山敷庸亮センター長:「月を眺めるのではなく、実際に月の開発というのは、もう動き始めている。月に住むとか、火星に住むとか、非常に遠そうに見えるが、もう月っていうのは目の前。いずれ、かなり一般的な話になる」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く