岸田総理の後援会長と旧統一教会に“接点” 韓総裁も視察「日韓トンネル構想」とは(2022年8月24日)

岸田総理の後援会長と旧統一教会に“接点” 韓総裁も視察「日韓トンネル構想」とは(2022年8月24日)

岸田総理の後援会長と旧統一教会に“接点” 韓総裁も視察「日韓トンネル構想」とは(2022年8月24日)

 岸田総理大臣が、自身の熊本の後援会長と旧統一教会を巡る関係について、24日午後、取材に応じました。国民が納得する説明はされたのでしょうか。

 新型コロナウイルスに感染し、リモートワーク中の岸田文雄総理大臣。

 岸田総理大臣:「私の熊本後援会の会長である中山氏については、ご指摘の会議についても旧統一教会に関連しているという認識はなかった。さらに同会議はすでに辞められたと聞いている」

 総理はこれまで、旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合と自身の関係はないと完全否定してきました。

 ところが、24日になり、後援会「熊本岸田会」の会長を務める崇城大学の中山峰男学長が、教会の関連団体「日韓トンネル推進熊本県民会議」の議長だとする週刊文春の報道を受け、学長が会見で認めたのです。

 後援会「熊本岸田会」会長・崇城大学、中山峰男学長:「『日韓トンネル』と旧統一教会の関係については全くないという認識でおりましたし、今までずっと『日韓トンネル』の総会等に携さわっているなかでも、そういった雰囲気そのものも全くないという形できていたので大変びっくりしているところ。結果的には、岸田総理と旧統一教会を結び付ける(記事の)内容になっているということで、私自身としては、岸田総理に対して大変申し訳ないという思いでいます」

 11年前から議長を務め、団体と旧統一教会の関係は一切知らなかったと繰り返す中山学長。

 この「日韓トンネル推進熊本県民会議」とは一体、どんな組織なのでしょうか。

 教団に詳しいジャーナリストの鈴木エイト氏に聞きました。

 ジャーナリスト・鈴木エイト氏:「元々(教祖の)文鮮明氏が言い出したことで、全世界に高速道路を張り巡らせる。全く実現不可能な構想ではありますよね」

 日本と韓国を海底でつなぐという全長200キロメートルの「日韓トンネル構想」。

 佐賀県唐津市には、調査のための斜坑が掘られた跡もあります。

 2016年には韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁が来日し、トンネルを視察したこともあったそうです。

 一方、去年の自民党総裁選では、一騎打ちとなった河野太郎氏を破るため、熊本から貴重な都道府県票をもたらした「熊本岸田会」。

 岸田総理を支える後援会長が実は、旧統一教会が推し進める運動を担う団体の議長だったことに、永田町でも波紋が広がっています。

 自民党関係者:「党として調査チームを立ち上げればいいのではないか。党の集計を出してどこかでラインを引いて、例えば、これ以上の関係の人は党役職1年停止とか、岸田さんからしたら自分は全然関係ないのに、なぜ旧統一教会の話でこんなに支持率が下がっているんだという思いでは」

 今回、発端となった週刊文春によりますと、「教会は日韓トンネルを造る為」の名目で、かつては1ミリ掘るために5万円などという「1ミリ5万円献金」など、多額の資金集めを行っていたと伝えています。

 後援会「熊本岸田会」会長・崇城大学、中山峰男学長:「きのう文春さんの記事を読ませて頂いて、それを読んだ後にですね『日韓トンネル』の事務局長に電話で話をして、了解を取ったところで『日韓トンネル』議長の辞任届を提出致しました」「(Q.学長は信者ではない?)ありません」「(Q.『熊本岸田会』のメンバーも信者はいない?)全くいないと認識しています」

 岸田総理は、旧統一教会と閣僚らの問題を受けて、内閣改造を行った後、こう述べていました。

 岸田総理大臣:「今回の組閣にあたり、私から閣僚に対しては政治家としての責任において、それぞれ当該団体との関係を点検し、その結果を踏まえて厳正に見直すことを厳命し、それを了解した者のみを任命しました」

 ところが、7人の閣僚を交代させたにもかかわらず、新閣僚や副大臣など関連団体との関わりが相次ぎ浮上。

 そうしたなか、岸田総理も自身の後援会長が旧統一教会の関連団体の議長を務めていたと週刊文春が報じ、オンライン形式で取材に応じました。

 岸田総理大臣:「私自身は知りうる限り旧統一教会との関係はありません」「(Q.野党は党として関係を調べているが、『自民党として』はしないのか?)党としてもう一段踏み込んだ対応が必要であるという認識のもとに、私も幹事長とあるいは党の役員と今、協議を行っているところです」

 党所属議員にはこれまで「過去の説明をし、未来に向けて関係を断つよう徹底することが重要だ」と話してきた総理。

 教会との関係に揺れる自民党ですが、重鎮議員は「党はびくともしない」と語ります。

 自民党・二階元幹事長:「応援してくれる人たちをこっちが選択する権利はほとんどないんですよ。応援してやろうと言ってくれたら、『よろしくお願いします』というのは、これは合言葉ですよ。まあ、問題があればどんどん出してね、そして究明し、修正して、やっていくべきだと思います。自民党はびくともしないよ」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事