時代祭めぐり提訴“自治会費使用は信教の自由に反する” 連合会「宗教行事ではない」(2022年8月22日)
京都三大祭りの1つ「時代祭」をめぐって、京都市の男性が訴えを起こしました。
毎年10月に行われる時代祭は、大名や貴族に扮した市民ら約2000人が京都御所から平安神宮までを練り歩きます。去年とおととしは新型コロナウイルスの影響で行列が中止となりましたが、今年は3年ぶりに開催されます(※行列巡行は10月22日)。
この時代祭をめぐり、京都地裁に訴えを起こしたのは、京都市下京区の伊藤要さん(69)です。訴状によりますと、伊藤さんが住む地域の住民でつくる「植柳自治連合会」は、今年の時代祭の行列にかかる費用の一部を自治会費で賄うことになりました。しかし、伊藤さんは「全住民から集めた自治会費が、特定の宗教行事である時代祭に使われるのは信教の自由に反する」として、連合会に対して支払いの差し止めを求めています。
(原告 伊藤要さん)
「最終手段、これ(裁判)しかない。勝手に決めて(自治会費を)勝手に使うなんてありえないわけです」
植柳自治連合会は「時代祭の行列はあくまで観光行事であって宗教行事ではない」としています。
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