プーチン氏に近いとされる思想家の車が爆発、娘が死亡 ロシアはウクライナの関与示唆(2022年8月21日)
ロシアのプーチン大統領に近いとされ、反欧米路線を訴える思想家・ドゥーギン氏の車が爆発し、運転していた娘が死亡しました。
ロシアメディアによりますと、20日、モスクワ郊外でドゥーギン氏の娘でジャーナリストのダリヤさんが運転していた車が爆発し、フェンスに突っ込んで全焼しました。
ダリヤさんはその場で死亡しました。
ドゥーギン氏はこの車に乗る予定でしたが、直前に別の車に乗り換えて助かったということです。
捜査当局は爆弾が仕掛けられていた可能性があるとして調べを進めています。
ロシア外務省のザハロワ報道官は爆発事件にウクライナが関わったと示唆するコメントを発表しました。
一方、ウクライナのポドリャク大統領府顧問は「何の関係もない」と関与を否定しています。
思想家のドゥーギン氏はロシアはヨーロッパでもアジアでもない「ユーラシアの国家」だとする「ネオ・ユーラシア主義」を提唱し、「偉大なるロシア」を復活させて勢力を拡大するよう主張してきました。
ウクライナ侵攻を進めるプーチン大統領の政策に強い影響を与えているとされています。
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