戦況のカギ握るドニプロ川を挟む攻防「橋の破壊でロ軍はいずれ厳しく」高橋杉雄氏解説(2022年8月21日)

戦況のカギ握るドニプロ川を挟む攻防「橋の破壊でロ軍はいずれ厳しく」高橋杉雄氏解説(2022年8月21日)

戦況のカギ握るドニプロ川を挟む攻防「橋の破壊でロ軍はいずれ厳しく」高橋杉雄氏解説(2022年8月21日)

南部へ移る激しい攻防について、安全保障や軍事戦略がご専門の防衛省 防衛研究所 高橋杉雄さんにお話しを伺います。

Q. クリミアでの連日の爆発、ウクライナは関与している?
(防衛省 防衛研究所 高橋杉雄さん)
〇状況から見てウクライナの手によるものと考えていい
〇目的はヘルソン州での攻勢と合わせて後方かく乱

Q. 正規軍と非正規軍の連携はどう見ている?
(防衛省 防衛研究所 高橋杉雄さん)
〇サキ飛行場への攻撃はクレーターができていないため、自爆型ドローンによる攻撃。
〇ドローンによる攻撃となると正規の特殊部隊の攻撃と推測

Q. クリミアを攻撃されたロシアのレッドラインを超えたことにはならない?
(防衛省 防衛研究所 高橋杉雄さん)
〇ウクライナはクリミア併合そのものを認めていない
〇少しずつ攻撃を積み重ねてロシアの反応を伺うような“サラミ戦術”を行っている

Q. 南部の戦況は?
(防衛省 防衛研究所 高橋杉雄さん)
〇南部は一進一退。ウクライナ軍が橋を攻撃したことでロシアの補給はいずれ苦しくなっていく
〇ドニプロ川の西側をとり戻すのは不可能ではないのかもしれない
〇西側をとり戻したとしても、東側をとり戻すには川を渡る必要があるので難しい戦いに

8月21日『サンデーステーション』より
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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