「下がるのはモチベーションだけ」クリスマスケーキの材料が軒並み高騰 家計に影響(2022年12月7日)

「下がるのはモチベーションだけ」クリスマスケーキの材料が軒並み高騰 家計に影響(2022年12月7日)

「下がるのはモチベーションだけ」クリスマスケーキの材料が軒並み高騰 家計に影響(2022年12月7日)

本格的な冬が到来するなか、クリスマスケーキにも、物価高が直撃しています。
ラ・ヴィエイユ・フランスの木村成克シェフ:「下がるのは、僕らのモチベーションだけ。今までの値上げっていうのは、いったん上がったら割と落ち着くが、また次の値上げがもうすぐ来るかもしれませんよっていうのが、今までにない特徴」

電気代の高騰も悩みの種です。湿度も保つ業務用の特殊な冷蔵庫なので、影響は大きいといいます。値上げの動きをうかがいながら、クリスマスケーキの値段設定も、ギリギリまで考え、去年より、数百円値上げしました。さらに、今シーズンは、人出不足や人件費の高騰も、追い打ちをかけています。
ラ・ヴィエイユ・フランスの木村成克シェフ:「クリスマスの(イチゴの)値段は2倍、3倍に上がる。イチゴのショートケーキを作ったって、利益率は少ない。本当はイチゴのメニューを外したいけど、しょうがないですね。(Q.今年は土日がクリスマスイブとクリスマスなのに)売れてほしくない。そこそこでいい」

民間の調査会社『帝国データバンク』によりますと、クリスマスケーキの主な原材料費は、10月時点で、前の年の10月よりも、小麦粉が52%、イチゴと牛乳が11%、砂糖が8%など、軒並み価格が上がっています。

さらに、“物価の優等生”といわれたタマゴまで、値上がりしています。

群馬県にある養鶏場。自社でエサを配合するなどし、高品質な卵を生産しています。
岩田養鶏場・岩田由弘社長:「原材料の価格はかなり上がっている。2年前と比べると、1トンで2万5000円ほど上がっている。ほぼ全部、9割くらいが輸入」

ロシアのウクライナ侵攻や、円安などにより、去年7月~9月期のエサ代は、1日28万円だったのが、今年は36万円。さらに、酸欠防止で24時間稼働させている換気扇や、寒さに弱いヒヨコの部屋の暖房費が大きく響いています。売れ筋の10個入り1パックを、100円近く値上げせざるを得ませんでした。
岩田養鶏場・岩田由弘社長:「採算が取れなくなったので全体の飼育量を減らした。“作るだけ損”になっちゃうと変かなって。世の中おかしいかなと、ちょっと思ってます。なんとか採算を合わせるために、値段も上げないといけない。規模が小さく(減産に)なったので、リストラもした。全部、嫌だった」

『帝国データバンク』の調査では、まだまだ値上げは止まらないといいます。電気代も、大きな懸念として残ったままです。職種を問わず、7割の企業が、上昇分を価格に転嫁できていないという調査結果が出ました。
帝国データバンク情報統括部・上西伴浩部長:「来年は、累計で4425品目の値上げする予定が判明した。この勢いだと、今月中にも5000品目を超えるという推移。この数カ月、電気代が前年同月比で、メーカーによっては4割ほど増えている。来年に向けて、電気代は転嫁してくると思う。2回目、3回目、場合によっては同じ品目でも来年になって、4回目、5回目の値上げが起こってもおかしくないような状況」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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