「日本ケイカル」工場から“濃硫酸”流出 最大約1900リットル 静岡・浜松市(2022年8月16日)

「日本ケイカル」工場から“濃硫酸”流出 最大約1900リットル 静岡・浜松市(2022年8月16日)

「日本ケイカル」工場から“濃硫酸”流出 最大約1900リットル 静岡・浜松市(2022年8月16日)

 静岡県浜松市で事業所から濃硫酸が最大でおよそ1900リットル流出する事故がありました。市が注意を呼び掛けています。

 16日正午ごろ、浜松市の保温材メーカー「日本ケイカル」の本社工場の従業員から「濃硫酸が流出した」と通報がありました。

 浜松市によりますと、流出したのは最大でおよそ1900リットルで、工場内の土壌に浸透し一部が水路にも流出しているということです。

 機械の誤作動で配管が発熱し、破損したことが流出の原因とみられています。

 濃硫酸は触れると重度のやけどを起こすほか、目に入ると失明する危険もあるため、浜松市は「現場付近の水路には絶対に近付かないでほしい」と呼び掛けています。
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