台湾“重砲射撃訓練”へ…中国「軍事演習」に対抗か(2022年8月8日)

台湾“重砲射撃訓練”へ…中国「軍事演習」に対抗か(2022年8月8日)

台湾“重砲射撃訓練”へ…中国「軍事演習」に対抗か(2022年8月8日)

 7日、中国軍の軍事演習は、最終日を迎えました。

■「台湾海峡危機で最大規模」軍事演習

 中国軍は3日から、台湾を包囲する形で実弾演習を続けていて、空母や原子力潜水艦も参加。戦闘機や艦船が連日、中国と台湾の中間線を越えて台湾側に進入しています。

 中国軍・孟祥青少将:「これまで起きた台湾海峡危機で、今回の軍事演習は最も規模が大きく、最も力が入った抑止力のある演習です。アメリカのイージス艦の目と鼻の先で、正確な打撃を実現させました」

 中国の新聞も軍の成果を大々的に誇示するなど、中国が今後、こうした演習を常態化させる懸念が高まっています。

■対抗か…台湾「重砲射撃訓練」発表

 一方、台湾の陸軍は、9日と11日に、台湾の南部沿岸周辺で「重砲射撃訓練」を行うと発表。部隊の戦闘能力をテストする予定だということです。

 また、台湾の海軍からは、対艦ミサイルの写真が公開され、台湾海峡の状況を24時間体制で監視しているとする声明が発表されました。

 台湾当局は、中国政府に対して「理性的に自制をするように」と呼び掛け、日本を含めた周辺諸国に台湾への理解と支援を求めています。

(「グッド!モーニング」2022年8月8日放送分より)
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