線状降水帯発生で“経験ない大雨”命を守る行動を…山形県に大雨特別警報(2022年8月3日)

線状降水帯発生で“経験ない大雨”命を守る行動を…山形県に大雨特別警報(2022年8月3日)

線状降水帯発生で“経験ない大雨”命を守る行動を…山形県に大雨特別警報(2022年8月3日)

気象庁は3日午後7時15分、山形県に『大雨特別警報』を発表しました。山形県で出されるのは、初めてです。大雨特別警報が出されたのは、米沢市、長井市、南陽市、高畠町、川西町、飯豊町の6つ。飯豊町は、すでに何らかの災害が発生している可能性が高いほどの状態です。
飯豊町の住民:「近くの道路は冠水している。川みたいになっていて、家にこもっている」

気象庁は、午後8時、山形県の最上川に氾濫危険情報を出しました。急激な水位の上昇により、氾濫の危険があるということです。

午後6時過ぎ、新潟県と山形県では線状降水帯が確認され、雨が降り続いています。線状降水帯は、3日午前にも確認されていて、各地で被害が出ています。

青森県今別町にある北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅前の道路が陥没。近くにある水路が増水したため、周囲が崩れ落ちたとみられています。さらに駅は、大雨で近くの川から溢れた水などが流れ込み、1階部分や駐車場などが浸水、駅への出入りができなくなりました

午前中、青森県と秋田県では、線状降水帯が確認され、気象庁は『顕著な大雨に関する情報』を発表。前線や湿った空気の影響で、記録的な大雨となりました。

青森県深浦町では、24時間降水量が180.0ミリと、観測史上最大となりました。大雨の影響で、五能線は、能代駅と弘前駅の間で終日運休となりました。

秋田県大館市では、24時間降水量が173.5ミリと、8月の観測史上最大となりました。市内の住宅地では、腰の高さ近くまで冠水した地域や、床下まで浸水した住宅もありました。

これまでに経験したことのないような大雨となっている山形県。命を守るための、最大級の警戒が必要です。
気象庁の担当者:「災害が切迫している地域は、山形県の南部に集中して、今後、このあたりを中心に『災害切迫』になってくる可能性もあるので、山形県では、5日の明け方まで大雨に最大級に警戒する必要あると考えている」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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