“3年ぶり”横浜で花火大会 夜空に2万発「やっと夏が」…撮影・鑑賞“場所取り競争”(2022年8月3日)
2日も、全国各地で猛暑日が続出しました。3年ぶりに行われた花火大会には観客が殺到し、良く見える場所を確保しようと、暑さに負けずしのぎを削りました。
■鉄道レール“ゆがみ確認”…運転見合わせ
2日も、全国で厳しい暑さが続きました。最高気温を観測したのは、山梨県甲府市と埼玉県越谷市で39.5℃。都内では、あふれ出す汗をタオルで拭う人の姿がありました。
街の人:「サウナみたいです」「死にそう」
猛暑は、かつてない事態も引き起こしました。
千葉県流山市と松戸市を結ぶ流鉄流山線では、レールの温度が基準値63度を超え、ゆがみ確認のため、1時間にわたり運転を見合わせました。
■青森ねぶた祭 3年ぶり開催「ラッセラー」
久しぶりに、“あつい”祭が帰ってきました。
東北の夏を代表する「青森ねぶた祭」が、3年ぶりに催。2日から、勇壮な大型ねぶたが披露されています。
今年は感染症対策として、踊り手となる「ハネト」を通常の自由参加から、事前登録制に変更しての開催となりました。
街の人:「涙が出てきてしまう。感激して。ねぶたやれて良かったって思いました」
■横浜で花火大会 夜空に2万発「やっと夏が」
3年ぶりの開催は、関東でもありました。
人々が押し寄せた理由は、3年ぶりに開催された横浜の花火大会「みなとみらいスマートフェスティバル」です。
来場客:「(Q.浴衣を着てどこに?)花火大会に行きます」「去年は、花火大会とかもできなかったので。今年は『夏』を感じられて、楽しいなと思います」「2年分の思い出をつくるぞー!」
この日、横浜市の最高気温は35.6℃でした。
来場客:「すごい暑いです」「えぐいですね」「家出た瞬間から、もう汗だくです。ここら辺とか、もうほぼ長袖。背中も、汗がしみちゃって、やばいです」
■猛暑も“場所取り”大混雑「3時間前から」
そんな炎天下にもかかわらず、打ち上げ開始2時間前、すでに会場の近くでは、久しぶりの花火大会を心待ちにするカメラマンたちの場所取り競争が発生していました。
場所取りするカメラマン:「(Q.何時間前から、ここにいる?)3時間くらい前から。めちゃくちゃ暑いですね。水分補給しながら、なんとか。観覧車とか、ホテルとか色んなものを一緒に撮れるので」
場所取りは、有料の会場内でもありました。まだ、明るい空の下、少しでも良い場所で花火を楽しむため、観客が所狭しとシートを張っています。
このグループは、クーラーボックスを持参。良く冷えたドリンクで暑さをしのぎます。
打ち上げの開始時間が迫るにつれて、増え続ける観客の数。そしてついに、横浜の夜空を華やかに彩る花火が打ち上りました。2万発の花火が、観客を魅了しました。
来場客:「素晴らしかった」「毎年、好きで好きで見に来ていた」「待ち遠しかった」「暑かったです。やっと『夏が来た』という感じがする」
■夜の帰り道も注意…医師「十分な水分を」
炎天下でも、久々の花火大会に大満足の人々。会場の前は、駅に向かう人で大変混雑しています。すごい熱気です。
医師は、夜の帰り道でも、熱中症への注意が必要だといいます。
横浜鶴見リハビリテーション病院・吉田勝明院長:「(花火大会では)みっちりと詰まったなかで、しゃがんで無理な体勢をとっている。脱水状態で血の巡りも悪いなか、かなりな程度の熱中症予備軍の状態だと思うので。十分な水分をとって、帰ってほしい」
(「グッド!モーニング」2022年8月3日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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