習主席「国民生活の安定を」トラブルへの“抗議”相次ぎ危機感(2022年7月29日)
中国の習近平国家主席は、銀行預金の引き出しやマンション建設を巡るトラブルについて初めて言及し「国民生活を安定させるべきだ」と危機感を示しました。
河南省などの地方銀行では4月以降、8000億円規模の預金が引き出せなくなり、大規模な抗議が起きました。
さらに、中国各地でマンションの建設が中断し、抗議の住民が住宅ローンの返済を拒否しています。
こうしたなか、習主席は28日、共産党の会議で「一部の地方銀行のリスクを適切に解決しなければならない」と指摘しました。
さらに、建設中断問題では「不動産の引き渡しを保証することで国民生活を安定させるべきだ」などと強調しました。
習近平指導部は、秋の共産党大会を前に国内で広がる不満への対応を迫られています。
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