国産、なのに安い!“太陽光発電育ち”のうなぎが救世主に!?|TBS NEWS DIG

国産、なのに安い!“太陽光発電育ち”のうなぎが救世主に!?|TBS NEWS DIG

国産、なのに安い!“太陽光発電育ち”のうなぎが救世主に!?|TBS NEWS DIG

今週土曜日は「土用の丑の日」ですが、今年は円安や光熱費の高騰などもあり、値上げする店も出ています。一方で、国産なのに安く抑えたうなぎも登場。ヒントは太陽光発電です。

甘辛の自家製醤油だれをつけ、丁寧に炭火で焼かれるうなぎ。愛知県から仕入れる国産の養殖うなぎで、多い日には1日1500枚売れるといいます。


「(Q.うなぎ好き?)好き!好き!」
「暑い夏には絶対うなぎが一番」

しかし、店長が心苦しく感じていたのは値上げです。

八つ目やにしむら目黒店 松本清店長
「本当にぎりぎりのところで300円値上げさせてもらってやってます」

うな重を2700円から3000円に値上げしたのです。

去年は1キロあたり4000円だったうなぎの仕入れ値が、今年は6000円に…。たれに使う醤油やみりん、うなぎを焼くための炭や持ち帰り容器など、あらゆるものが値上がりしているといいます。

八つ目やにしむら目黒店 松本清店長
「今年は本当に大変な年ですね」

やはり国産うなぎは高嶺の花。では割安な輸入うなぎはどうかというと、今年は急激な円安と原油高に伴う輸送費の高騰で、去年の1.5倍近い価格です。

こうした中で、ある育て方をした国産うなぎが注目されています。こちらは2年以上育てた肉厚のうなぎ。大きさは通常の1.5倍ほどあります。

ジースリー 金子史朗さん
「(一般的には)5000円レベルですよね、特上クラスになると」

でも、税抜きでは3000円を切りました。なぜ安く提供できるのでしょうか。

記者
「すごい大きさです。すごい」

およそ30万匹のうなぎが養殖されています。しかし、普通の養殖場と違うのが…

ジースリー 金子史朗さん
「こちらが太陽光発電所になります」

太陽光で発電した電力を使って地下水を養殖に適した28度まで温めているのです。

昼に作った電気を夜でも使えるように蓄電池を設置。電気代が高騰している今、月々150万円から200万円かかるところ、10万円程度に抑えられているといいます。

ジースリー 金子史朗さん
「年間で2000万円近くコスト経費を削減できています。エコであること、未来に残していける養殖施設でないといけない。すべてにおいて夢の詰まった養殖場かなと」

円安やエネルギー価格が高騰する中、太陽光で育てたうなぎは救世主となるのでしょうか。

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