G20今回も共同声明見送り ロシアめぐる対立で機能不全に(2022年7月16日)
インドネシアで開かれていたG20=主要20カ国の財務相・中央銀行総裁会議が閉幕し、ロシアを巡る対立から今回も共同声明は見送られました。
鈴木財務大臣:「今回の会議はロシアの侵略戦争によって世界経済が多くの困難に直面する中で開催された。こうした厳しい状況にあって共同声明には合意できなかった」
ロシアも参加したG20では世界が直面する深刻なインフレや食糧危機、新興国の債務問題などを議論しました。
しかし、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの対応を巡って日本をはじめ、G7各国と中国など他の参加国との足並みがそろわず、全会一致が必要な共同声明は4月に続いて見送られました。
世界経済の課題が山積するなか、機能不全の状態となっています。
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