今年一番の大雨で大規模冠水も…台風4号接近 “警報級大雨”警戒(2022年7月4日)
現在、東シナ海を北上している台風4号。5日にも九州に上陸する恐れがあります。大雨による冠水や土砂崩れなど、各地で被害が相次いでいます。
宮崎市では、今年一番の大雨となり、市内各地で道路が冠水しました。冠水被害だけではなく、土砂崩れも発生。日南市では、イチゴなどを育てる農業用ハウスに行き来するための道が崩れました。持ち主の男性は、崩れる前、この道を通ったといいます。
農家・渡邉泰典さん:「朝6時に通ったときは何も起きてなくて、9時くらいに来たときに、ごっそり崩れていた。もし歩いていたとしたら、ひとたまりもなかったと思うので、それだけは運がよかった」
交通網にも、大きな影響が出ています。電車の運転は見合され、海岸沿いを走る国道も通行止めになりました。日南市では、一時、約1万7000人に避難指示が出されました。
北日本では上空に寒気が流れ込み、大気の状態が不安定になり、広い範囲で雷雨となりました。宮城県大崎市のサービスエリアでは、突然、降った雨で、従業員用の出入り口が、まるで滝のような雨に塞がれました。
長者原SA・千葉圭景祐さん:「傘ではしのげる雨量ではなかったので、頭から段ボールをかぶったりとかして、駆け抜けた」
北海道でも、大荒れとなりました。帯広市では、「雷が落ちて電柱から火が出ている」と、複数の通報があったといいます。この影響か、帯広市内では、最大で約1万戸が停電しました。
台風と遠く離れた場所での天気の急変は、5日以降も続くとみられ、引き続き、警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く