吉川議員に夏のボーナス286万円“雲隠れ”も 満額支給 地元は怒り(2022年6月30日)
国会議員への夏のボーナスおよそ286万円が、18歳女性との飲酒疑惑が報じられ、姿を消したままの吉川赳衆院議員(40)にも支給されました。
地元の人:「ボーナスは支給してほしくない」
「18歳の女子大生に飲酒させた」などと報じられ、雲隠れを続ける吉川衆院議員。
30日は国会議員の夏のボーナス支給日。その額およそ286万円。国会も欠席し、事務所は閉められたまま。市民からは怒りの声が湧き上がっています。
「18歳の女子大生に飲酒させた」との報道が出た吉川議員。いまだ会見を開かず、雲隠れしたままにもかかわらず、ボーナスにあたるおよそ286万円の期末手当が支給されたのです。
磯崎仁彦官房副長官:「(Q.(吉川議員に)議員辞職を促すことはないのか?)一般論として申し上げれば、やはり政治家は国民から疑惑を持たれるようなことがあった場合には、自ら説明すべきものと考えております」
発端は「未成年の学生に酒を飲ませた」との週刊誌の記事。
今月9日、多くの報道陣が吉川議員に説明を求めましたが…。
吉川赳議員:「(Q.国民に説明する気持ちはあるということでいいですか?)まぁ内容によっては」
「記事を読んで対応する」そう話していた吉川議員ですが、この日以降、カメラの前から姿を消しました。
15日の通常国会も欠席届を出し、現れませんでした。説明責任のみならず自分の仕事も投げ出した格好に。
カメラの前から姿を消して20日以上が経過。吉川議員の静岡県富士市にある事務所はシャッターが下りたままです。
地元の人:「はっきりしたこと言わないまま雲隠れしているのが許せない」「ボーナスは支給してほしくない」「本人も出てこないで説明責任果たしていないし」「ボーナスなんてもらえなくていいのにね。他に困ってる人たくさんいるでしょ。そういう人に分けてやったほうがいい」
歳費法で6月1日時点で在職している議員が期末手当の支給対象になっています。
自民党を離党したものの、吉川議員は辞職していないので「夏のボーナス」にあたる期末手当およそ286万円が支給されたのです。
吉川議員からの説明責任は、いつ果たされるのでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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