京都新聞HD「大株主に違法報酬」記者が刑事告発(2022年6月29日)
およそ19億円の報酬などを受け取っていた親会社の元相談役の女性を京都新聞社の記者2人が刑事告発しました。
京都新聞社の記者2人は、親会社・京都新聞HDの大株主で元相談役の81才の女性と、元代表取締役で48才の息子を会社法違反の疑いで刑事告発しました。
告発状によりますと、息子が代表取締役だったおよそ1年半の間に経営に口出ししない対価として、元相談役に年間3550万円が支払われたなどとしています。
今年4月には京都新聞HDの第三者委員会が、34年間で元相談役に支払った報酬などおよそ19億円は違法だと指摘していました。
また、京都新聞HDなどは28日付で元相談役に対し、報酬などおよそ5億1000万円の返還を求める訴えを起こしています。
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