サプライズ花火が一転、火事に 花火研究家の見方は(2022年1月30日)

サプライズ花火が一転、火事に 花火研究家の見方は(2022年1月30日)

サプライズ花火が一転、火事に 花火研究家の見方は(2022年1月30日)

▽「花火が枯れ葉に・・・」現場は騒然
29日午後7時15分頃、広島市西区観音新町の広島西飛行場跡地で打ち上げ花火が原因とみられる火事が発生しました。
(撮影者)「花火はいいけど下が燃えているよ!あーすごい燃えている!火事!」
こちらの映像を見ると、炎は人の身長より高く、2m以上の高さになっているのが分かります。
「花火が枯れ葉に燃え移っている・・・」
119番通報により、消防車11台が出動。火はおよそ7000平方mを焼きました。
「あたり一面火に覆われていて煙もすごかったのでこれはやばいなということで通報した」
火事はおよそ2時間半後に消し止められ、けが人や建物への被害はありませんでした。
広い範囲で黒く残る焼け跡・・・現場は広島西飛行場の跡地で、広島県内の業者が消防に届け出てシークレットの打ち上げ花火を行っていたということです。
(花火研究家 冴木一馬さん)
「保安距離というのが各都道県にございまして、花火を打ち上げる部分から100mでしたらその100m以内に枯れ草以外でも燃えやすいものがある場合、打ち上げの2~3時間前に(消防や消防団が)水をまくんです。」
広島県南部では数日前から乾燥注意報が出ていて気象台は火の取り扱いに注意を呼び掛けていました。警察は花火が枯れ草に引火したとみて関係者に話を聞くなど詳しく調べを進めています。

1月30日『サンデーステーション』より
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事