「6月観測史上最高」新潟・上越市で37.0度…各地で今年一番の暑さ 気象庁は週明けに“梅雨明け”検討 要因に「ラニーニャ現象」|TBS NEWS DIG

「6月観測史上最高」新潟・上越市で37.0度…各地で今年一番の暑さ 気象庁は週明けに“梅雨明け”検討 要因に「ラニーニャ現象」|TBS NEWS DIG

「6月観測史上最高」新潟・上越市で37.0度…各地で今年一番の暑さ 気象庁は週明けに“梅雨明け”検討 要因に「ラニーニャ現象」|TBS NEWS DIG

各地で、ことし一番の暑さとなりました。新潟県上越市では正午前に気温37.0度を観測。6月の気温としては観測史上最高を更新しました。

街の人
「異常ですね。まだ6月、梅雨が早く明けるとか言っているしたまらない」

この土日は関東でも、埼玉県熊谷市で38度、東京都心でも33度と厳しい暑さとなる見込み。

このまま一気に夏到来となるのでしょうか?

ことし一番の暑さとなったきょう。気象庁によりますと、午後5時時点で全国914の観測点のうち、45地点で35度以上を観測しました。

また、あすに向けて鳥取県や沖縄県、鹿児島県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。

6月にして早くも真夏並みの暑さとなる中、気象庁は来週、東日本から西日本の梅雨明けについて、例年にない早いタイミングで本格的な検討を始める方針です。例年であれば、梅雨は、西日本・東日本ともにおよそ1ヶ月半ほど続きますが、北陸などは先週梅雨いりしたばかり。

もし、来週、梅雨明けとなれば2週間ほどの異例の短い梅雨となります。

こうした天候の大きな要因が、「ラニーニャ現象」です。

ペルー沖の海上で東風が強くふき、赤道付近の海水温が低くなる一方で西太平洋の海水温が上昇。この影響で、日本付近の梅雨前線が2つの高気圧に挟まれ、北に押し上げられることで、梅雨が短くなるほか、猛暑をもたらすといいます。

2010年にこのラニーニャ現象が発生した時は、夏の平均気温が1898年以降で最高となりました。

まだ暑さに慣れていない6月。気象庁は熱中症への警戒を呼びかけています。

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