岸田首相 水際措置やワクチン前倒しなど新たなコロナ対策を発表
岸田総理は、国内で新型コロナのオミクロン株が急拡大していることを受け、新たな対策を発表しました。
岸田文雄首相
「水際対策については、人道上・国益上の観点から必要な対応を行いつつ、当面対応として2月末まで現在の水際対策の骨格維持いたします」
岸田総理は外国人の新規入国を原則禁止している水際対策について、2月末まで継続すると表明しました。一方で、政府は南アフリカなど11の国と地域からの外国人については、これまで在留資格を持っていても再入国を拒否していましたが、それを見直し、今後認める方針です。松野官房長官は留学生の新規入国についても「対応を検討している」と述べました。
一方、ワクチンについて岸田総理は、高齢者などへの3回目の接種を加速するため、自衛隊が運営する大規模接種会場を再開させると表明しました。さらに・・
岸田文雄首相
「12歳未満の子どもについて、薬事など必要な手続きを経て、希望者に対して、できるだけ早くワクチン接種を開始いたします」
これまでワクチン接種の対象外だった12歳未満の子どもへの接種について、「希望者にできるだけ早く開始する」考えを示しました。
この接種時期について、堀内ワクチン担当大臣は「厚生労働省の方の審議会で詰めの検討をし、3月以降になる」との認識を示しています。岸田総理は3月以降、一般向けの接種についても前倒しするとしています。
埼玉県の戸田市では、きょうから一般の高齢者向けの3回目接種が始まりました。
接種を受けた高齢者
「正直ほっとしています」
現在の対象は2回目の接種から8か月が経過した85歳以上の高齢者ですが、戸田市は今月24日から7か月が経過した65歳以上への接種を始める予定です。
公平病院 奈良江梨子医師
「4か月5か月で感染している方もいるので、ワクチン接種できる状態であれば6か月7か月の段階で打てるのはいいこと」
東京都医師会の尾崎会長は、こう訴えました。
東京都医師会 尾崎治夫会長
「オミクロン株では、2回ワクチン接種をした方でもかかってしまうってことは6割くらい出ている。3回接種が終わるまでは、きちっと事前にPCRあるいは抗原検査をして、社会活動をおこなう形が必要」
(11日17:23)
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