国際スケート連盟 大会出場資格を17歳以上への引き上げを可決(2022年6月7日)

国際スケート連盟 大会出場資格を17歳以上への引き上げを可決(2022年6月7日)

国際スケート連盟 大会出場資格を17歳以上への引き上げを可決(2022年6月7日)

 ISU(国際スケート連盟)はフィギュアスケートなどで、これまで15歳から出場可能だったシニア大会の年齢制限を17歳以上に引き上げることを可決しました。

 タイのプーケットで開かれているISUの総会で7日、フィギュアなどのシニア大会に参加できる年齢制限をこれまでの15歳以上から17歳以上に引き上げる変更について審議され、賛成多数で可決されました。

 今後、2023年に始まるシーズンでは16歳以上、2024年に始まるシーズンでは17歳以上と段階的に引き上げられます。

 ISUは年齢制限の引き上げについて「スケーターの心身の健康を守るため」としています。

 今年2月に開かれた北京冬季オリンピックでは、当時15歳で出場していたロシアのワリエワ選手の過去の検体から禁止薬物が検出されたことが大会期間中に明らかとなりました。

 スポーツ仲裁裁判所はワリエワ選手が16歳未満の「保護の対象」であることなどから北京オリンピックでの出場を認める判断をしていて、年齢制限に関する議論に関心が集まっていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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