「日常の光景が幸せ」渡米で心臓移植の葵ちゃん両親(2023年9月1日)

「日常の光景が幸せ」渡米で心臓移植の葵ちゃん両親(2023年9月1日)

「日常の光景が幸せ」渡米で心臓移植の葵ちゃん両親(2023年9月1日)

 重い心臓病を患い、心臓移植のためにアメリカに渡った1歳の女の子が手術を終え、両親が女の子とともに家族で過ごせる喜びを語りました。

 佐藤昭一郎さん:「無事に退院することができて、ポンプのない、人工心臓のない普通の生活を送ることができて、本当に皆様ありがとうございます」

 佐藤清香さん:「ドナーさんと皆様のおかげでいただいた命だと思いまして、1日起きるたびに大事に過ごそう、ありがたいな、葵と一緒にいられるのがうれしいなと思うようになりました」

 重症心不全を抱えた佐藤葵ちゃんには5億円余りの募金が集まり、3月に渡米して先月12日に移植手術が成功しました。退院して家族全員で過ごすのは約500日ぶりです。

 父親の昭一郎さんは「葵が姉と一緒に遊んでいて、日常のありふれた光景を見ることができて幸せな気持ち」と喜びを語りました。

 母親の清香さんは「助けてもらった分、誰かを助けてあげられるような人になってほしい」と話しました。

 退院後は免疫抑制剤の薬を飲む必要などはありますが、食欲が増すなど経過は順調です。

 アメリカで少なくとも半年間通院を続けた後、日本への帰国を目指すことになります。

※9月放送の「テレメンタリー」にて佐藤葵ちゃん一家の密着取材を放送予定
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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