米西部の湖で巨大岩盤が崩落 深刻な干ばつ影響か(2022年6月3日)
アメリカ西部にある全米で2番目の貯水量を誇る湖で巨大な岩石が突然、崩落しました。深刻な干ばつの影響とみられています。
大きな岩のかたまりが、水面に向かってゆっくりと崩れ落ちます。
先月30日、アリゾナ州とユタ州にまたがるパウエル湖で撮られた映像です。
CNNによりますと、ボートに乗っていた夫婦が崖の上から岩などが落下していることに気付き撮影を始めたところ、突然、崩落したため猛スピードでその場を離れたということです。
けが人はいませんでした。
コロラド川の途中にあるこの湖は、干ばつの影響で2年前から水位が20メートル以上、下がっていて満水だったおよそ60年前に比べて現在は4分の1程まで貯水量が激減しています。
アメリカ政府は、今月から1年間にわたり湖の水を下流に送らず、上流からの放水で水位を上げる異例の対応を発表しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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