デンマーク、国民投票で方針転換「EUの防衛・安保政策に参加」対ロシアで|TBS NEWS DIG
デンマークは、EU=ヨーロッパ連合の防衛・安全保障政策に参加することを国民投票で決めました。北欧各国では、ロシアのウクライナ侵攻を受けて方針転換が相次いでいます。
デンマークは、EU加盟国でありながら防衛・安全保障政策についてはEUの共通政策に参加しない方針をとってきましたが、1日、この方針の廃止の是非を問う国民投票が行われ、有効投票総数の66.9%が廃止に賛成しました。およそ30年続いてきた方針が変更されることになります。
デンマークは、すでにNATO=北大西洋条約機構に加盟しているため、今回の方針変更による実践面での大きな変化はないとみられます。
ただ、欧州各国が対ロシアでまとまるという象徴的な意味合いは大きく、フレデリクセン首相は結果について「プーチンが自由かつ独立した国を侵略したり、平和や安定を脅かしたりすればこちらは結束をより強めるのです」と述べました。
デンマークはロシアのウクライナ侵攻を受けて防衛予算を大幅に増加させることも発表していて、北欧各国ではスウェーデンとフィンランドのNATO加盟申請など、安全保障政策の転換が続いています。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/BfCWbPx
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/Z7lWAGy
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/NZcK3XO
コメントを書く