イスラエル 2度目の戦闘休止に前向き姿勢 人質解放引き換えに|TBS NEWS DIG
パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、イスラエルのヘルツォグ大統領は、イスラム組織ハマスに拘束されている人質の解放のため、2度目となる戦闘の一時停止に応じる用意ができていると述べました。
イスラエル ヘルツォグ大統領
「イスラエルは人質解放のために、人道のための戦闘の一時停止と、追加の人道支援を行う用意があります」
イスラエルのヘルツォグ大統領は19日、このように述べ、ハマスに捕らえられている人質の解放のため、2度目となる戦闘の一時停止に前向きな姿勢を示しました。
一方、ハマス側はイスラエルの攻撃が続く限り人質解放の交渉には「応じない」としつつ、「パレスチナ市民への攻撃をやめ、支援物資搬入のための検問所再開に寄与する取り組みがあれば歓迎する」との声明を発表しました。
こうしたなか、ガザではイスラエル軍の空爆が続いていて、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは19日、多くの市民が避難している南部のラファで住宅地に空爆があり、少なくとも29人が死亡したと伝えています。
一連の戦闘が始まって以降、ガザで亡くなった人の数は1万9667人にのぼっています。
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