ゴミ“蒸し焼き”で金銀“取り出し” 相模原市が使う特別な「焼却炉」その仕組み(2022年6月1日)

ゴミ“蒸し焼き”で金銀“取り出し” 相模原市が使う特別な「焼却炉」その仕組み(2022年6月1日)

ゴミ“蒸し焼き”で金銀“取り出し” 相模原市が使う特別な「焼却炉」その仕組み(2022年6月1日)

 回収したごみから金や銀を取り出すことに成功です。

 相模原市環境経済局南清掃工場・沼田好明工場長:「見つかったのは貴金属・金・銀です」

 相模原市で、ごみの中から金や銀が見つかり3700万円相当の収益に。

 相模原市環境経済局南清掃工場・沼田好明工場長:「(ごみの中に)金が転がっているものではない。基盤などは焼却処分している。そういった物から集まった」

 相模原市が使う金銀が取り出せる焼却炉。1日、特別に見せてもらいました。

 相模原市のある清掃工場では、一般ごみや粗大ごみの一部を砂で蒸し焼きにするという方法を取っています。

 ごみの多くの灰やガスになりますが、電子機器類の貴金属などは砂に堆積するため金や銀を回収することができるそうです。

 相模原市環境経済局南清掃工場・沼田好明工場長::「(ごみで出される)電卓・小型ゲーム機、そういった物が想定される。基板の接合に金などを使うので集まり回収できた」

 相模原市と民間企業の共同研究で昨年は金銀それぞれ15キロずつ約30キロが集まりました。

 相模原市環境経済局南清掃工場・沼田好明工場長:「限りある資源が回収できたことは持続可能な社会に喜ばしいこと」

 相模原市は、収益を施設の修繕費などに充てたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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