九州新幹線で“ライターオイルで火をつけ”運行妨害の男 執行猶予付き判決 熊本地裁｜TBS NEWS DIG
去年11月、九州新幹線の車内に火をつけたなどとして罪に問われている男の裁判で、熊本地方裁判所は執行猶予付きの判決を言い渡しました。
この裁判は去年11月、九州新幹線の車内にライターオイルをまいて火をつけ、運行を妨害したとして、福岡市博多区の無職・三宅潔被告（69）が威力業務妨害などの罪に問われているものです。
裁判で検察は「東京の京王線で起きた事件を模倣し、社会的影響は大きい」として、懲役2年6か月を求刑。
一方、弁護側は「自殺しようと犯行に及んでいて、業務を妨害する意思はなかった」と執行猶予を求めていました。
きょうの判決で平島正道裁判長は、「身勝手な動機で厳しく非難されるべき」としながらも、「まいたオイルはごく少量で、危険性、悪質性が際立ったものとは言えない」などとして、懲役2年6か月、保護観察付き執行猶予4年の判決を言い渡しました。
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