「飽和潜水」作業船が網走港到着 潜水士4人加圧室に(2022年5月17日)

「飽和潜水」作業船が網走港到着 潜水士4人加圧室に(2022年5月17日)

「飽和潜水」作業船が網走港到着 潜水士4人加圧室に(2022年5月17日)

 北海道・知床半島沖で観光船が沈没した事故で、船が沈んでいる深さおよそ120メートルの海底に潜る「飽和潜水」のための船が網走港に到着しました。

 (三栗谷晧我記者報告)
 17日午前9時すぎに到着した民間の船「海進」です。船の中央部分、奥の方に「ダイバーレスキュー」と書かれた「飽和潜水」のための機材が積まれています。

 船の上ではこの後、4人の潜水士が専用の「加圧室」に入り、深さ120メートルの水圧に体が耐えられるようにするための準備作業に入ります。

 船は18日夕方に網走港を出て観光船が沈んでいる海域に向かう予定で、飽和潜水は19日から行われる見通しです。

 一方、国交省は今回の事故を受け、小型の旅客船の緊急安全点検を行っていますが、17日朝から斜里町のウトロ漁港を拠点にしている観光船の運航会社の点検を始めました。

 海では17日も海上保安庁などによる行方不明者12人の捜索が続いていますが、新たな手掛かりは見つかっていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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