プーチン大統領“牽制”・・・北欧2カ国NATO加盟申請へ(2022年5月17日)

プーチン大統領“牽制”・・・北欧2カ国NATO加盟申請へ(2022年5月17日)

プーチン大統領“牽制”・・・北欧2カ国NATO加盟申請へ(2022年5月17日)

 北欧2カ国のNATO加盟方針を牽制(けんせい)しました。

 スウェーデン・アンデション首相:「現状を見ると、NATO加盟が必要という結論にたどり着きます。一つの時代が終わり、新たな時代に入る。安心して、“新時代”を迎えましょう」

 スウェーデンのアンデション首相は16日、NATO(北大西洋条約機構)への加盟を申請すると正式に表明しました。

 スウェーデンは、およそ200年にわたり、軍事的に中立な立場でしたが、ウクライナ侵攻を受けて、ロシアの脅威が強まり、方針を転換した形です。

 隣国のフィンランドも、15日に加盟を正式に表明していて、両国は今週中にも、同時に申請を行う見通しです。

 北欧2カ国の加盟申請が実現すれば、ロシアの西側の国境は、ほぼNATOの加盟国で埋められることになります。

 一方、ロシア主導の軍事同盟「CSTO」の会議に出席したプーチン大統領は、次のように話しました。

 ロシア・プーチン大統領:「(NATOの)軍事インフラの拡大は当然、我々の対応を促すことになる。ロシアは、その脅威に応じた対抗措置を取る」

(「グッド!モーニング」2022年5月17日放送分より)
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