ロシア兵の初公判開かれる 戦争犯罪裁判は侵攻後初(2022年5月14日)

ロシア兵の初公判開かれる 戦争犯罪裁判は侵攻後初(2022年5月14日)

ロシア兵の初公判開かれる 戦争犯罪裁判は侵攻後初(2022年5月14日)

 ウクライナで、武装してない民間人を射殺したとして訴追されたロシア軍兵士の初公判が開かれました。ロシアによる侵攻後、戦争犯罪を裁く裁判は初めてです。

 公判は13日、ウクライナの首都キーウの裁判所で開かれました。

 出廷したロシア軍兵士のワディム・シシマリン被告(21)は、ロシアの軍事侵攻が始まった直後の2月28日、ウクライナ北東部の村で自転車に乗った62歳の住民の男性に向けて発砲し、殺害した疑いが持たれています。

 ウクライナの検察当局は、ロシア軍の侵攻以来、1万件以上の戦争犯罪の可能性があるとして捜査を進めています。

 これに対して、ロシア側は軍を中傷するためのウクライナの演出だと非難し、戦争犯罪への関与を否定しています。
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