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SNS活用のフィリピン大統領選 偽情報への懸念も(2022年5月9日)
3カ月にわたったフィリピン大統領選挙では、SNSの活用が注目されましたが、投票行動を左右しかねない誤った情報に対する懸念も指摘されています。
国民の平均年齢が20代と非常に若いフィリピンでは今回、多くの候補者がSNSを駆使して選挙戦を繰り広げましたが、投票行動を左右しかねない根拠のない情報や候補者の間違った情報がネット上に拡散するケースも相次いでいます。
現地メディア「ラップラー」、マリアム・グレース氏:「間違った情報は(ネット上に)無数に存在します。それが多くの有権者の判断を鈍らせることになってしまう」
こうした情報に対し、現地メディアや市民団体が独自でファクトチェックを行い、結果を公開するなど、対策も進められていますが、根本的な解決には至っていません。
現地メディア「ラップラー」、マリアム・グレース氏:「嘘の情報は、真実よりも早く広まってしまうと言われている。爆発的に増える嘘の情報には、ファクトチェックですぐに対処する人材が必要」
このメディアでは、今後も定期的に情報リテラシーに関する講義を開催し、ファクトチェックに関わる団体や個人を支援していくとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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