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GWも戻らない外国人客“消えたインバウンド”海外からの観光に『入国制限』続く(2022年5月5日)
3年ぶりとなる行動制限のないゴールデンウイーク。富士山とともに世界遺産に登録され、人気となった山梨・忍野八海。今年は、かなりの人出となりました。
『渡辺食品』小澤理恵さん:「にぎわっている。コロナが始まった年からすると全然(客足は)いいです。去年のこの時期は店は開けていたけれど、この半分もいない」
しかし、これでもまだ最盛期の人出にはほど遠いといいます。その理由は、コロナ前は次々とやってきたバスツアーが皆無だということ。そのほとんどは、海外からの観光客でした。
『くりの里』端名麻衣さん:「最近になって少し回復したけど、コロナ前の方が全然すごかったので、やっと半分いったくらい。(コロナ前は)きょうの倍以上はお客さんが来ていて、道とかも人ばかりで車も通れないくらいにぎわっていた。『きょう日本語しゃべってないね』くらい中国の方が多かったけど・・・」
かつては年間100万人にも上ったという観光客。そのうち7~8割を外国人が占めていました。メニューには、今も英語と中国語が表記されています。インバウンド客頼りだったため、回復にはまだ時間が必要です。
北海道小樽市の運河エリア。レトロな雰囲気で、ガラス工房などがあり、クルーズも楽しめる人気のスポットですが、こちらでも忍野八海と同じ状況が起きていました。
道内からの観光客:「こどもの日でも(観光客が)これくらいなんだなって。歩きやすいし、普通に写真も取れるくらい」
帰省した家族:「結構もっといっぱい人通りがあった気がします。ゴールデンウイークにしては少ないよね」
バス運転手・田澤了さん:「(以前は)10台バスがあったら、そのうち7台はインバウンドだった。今はもう全然ダメですね。先月だけでも(バス会社が)3社くらいやめたんじゃないか」
『ヤン衆 北の漁場』石田貴司料理長:「まだまだお客さんは少ない。コロナ前は端から端までずらっと大型バスが止まる状態。海外のお客様がいらしている状態が観光地がにぎわうので、国内のお客様だけだとまだ・・・」
現在、日本は一日の入国者数を、日本人を含む1万人に制限しています。これはビジネス目的などに限られ、観光客は対象外です。また、入国手続きも海外に比べてかなり煩雑です。
アメリカから帰国した人:「プロセスが何回も色んなところに行かされて」「パスポートも何回も見せて」「ダブルチェックも何回もあって大変」「(検査に)100人前後」「番号的には前に100人以上いた。他の国に比べてかなり厳しいかな」「ヨーロッパなんかは検査したらそれだけ。アメリカで検査してヨーロッパに行ったら入れる」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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