米国防総省「ゲラシモフ氏のウクライナ訪問を確認」(2022年5月3日)
アメリカ国防総省の高官はロシア軍の制服組トップが先週、ウクライナ東部を訪れていたことを確認したと明らかにしました。
国防総省の高官は2日、ロシア軍のゲラシモフ参謀総長が先週、数日間にわたってウクライナ東部を訪れていたことを確認したとしたうえで、戦線を自分の目で確かめる視察だった可能性があると指摘しました。
一部メディアはゲラシモフ氏が滞在期間中に負傷したと報じていますが、国防総省としては確認できていないということです。
軍の最高幹部が戦線を訪れるという異例の動きは態勢立て直しの一環とみられますが、国防総省の高官は、ロシア軍がいまだ指揮や兵站（へいたん）の課題に直面していて、東部での進軍は最小限にとどまっている見方を示しています。
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