GWに影響も・・・円安“131円台”突入 20年ぶり(2022年4月29日)
「円安」の流れが止まりません。
円相場は28日、20年ぶりに1ドル131円台に突入しました。急激な物価上昇を抑えるため、アメリカの中央銀行が金利の引き上げを急ぐ一方で、日銀は「異次元」とも呼ばれる超低金利政策を続けていることが原因です。
こうしたなか、日銀の金融政策決定会合を終えた黒田東彦総裁は、改めて今の大規模な金融緩和策を続けると明らかにしました。
日銀・黒田東彦総裁:「日本銀行としては金融緩和を粘り強く続けることで、(物価上昇)2%目標の安定的な実現を目指している」
会見が始まった時には1ドル130円前半だった円相場は、こうした発言を受け、会見中130円台後半に。さらに、円安の流れはとまらず、会見後には、一時1ドル131円台を付けています。
急激な円安は輸入品の高騰に加え、このゴールデンウィーク、回復の兆しが見え始めた海外旅行についても、現地で支払うホテル代や買い物代などの費用が割高になるなど影響が出る恐れがあります。
(「グッド!モーニング」2022年4月29日放送分より)
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