東京390人・・・各地で感染急拡大“まん延防止”要請は?(2022年1月5日)

東京390人・・・各地で感染急拡大“まん延防止”要請は?(2022年1月5日)

東京390人・・・各地で感染急拡大“まん延防止”要請は?(2022年1月5日)

東京都が5日に確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は390人でした。1週間前の水曜日を比べると、314人の増加です。年代別では、20代が最も多くて153人。次いで30代が70人で、60歳以上の高齢者は33人です。 新たな感染者のうち、少なくとも207人はワクチンを2回接種していて、96人は1度も接種していませんでした。
小池知事:「『虎は千里走る』と言うが、この株も非常に足が速い。一週間の平均で新規陽性者が100人を超えたら、一気に現在『レベル1』の段階だが、『レベル3』に一気に引き上げる」
『レベル3』は、「強い対策を講じる必要が出てくる」という段階です。

北区保健所の前田所長は、今の増え方に対して「オミクロン株は3日ぐらいで発症しているから、保健所が濃厚接触者の特定などを進めているうちに、どんどん発症し、医療が間に合わなくなる危険性がある」としています。

5日は全国的にも感染者数の増加や、オミクロン株とみられるウイルスが初めて確認された自治体の多い一日でした。
宮城県・保健福祉部長:「オミクロン株の疑いのある事例を4件確認した」

山梨県・長崎知事:「本日、県内初となるオミクロン株の陽性者1名が確認された」

岩国市・福田市長:「岩国で広がっているオミクロン株を抑え込まないといけない。職員も年末年始返上でPCR検査をやっている」

岩国市をはじめ、アメリカ軍基地関連での感染が目立ちますが、その他での地域では、年末年始の帰省が一つの要因だったとされています。
石川県・谷本知事:「オミクロン株が確認された感染者は、県外在住の20代女性。感染経路は不明だが、石川県に来た時期、行動経路からして、県内で感染した可能性は極めて低い」

大阪府では5日、244人の感染が確認されました。去年10月以来、3カ月ぶりに200人を超えました。大阪で5日に確認された新たなオミクロン型の感染者は8人です。8人は、20代~40代の男性で、そのうち2人は、海外渡航歴はありません。また、重症者はいないということです。
吉村知事:「2倍、3倍という速度で増えている。状況を見ると、第6波の入り口に入ったと」

直ちに何かをするつもりはなく、もうしばらくは様子を見る考えのようです。
吉村知事:「(Q.時短要請や緊急事態宣言などの考えは)基準に達するような状況になれば、そういうことになるが、そういう状況でない段階で、まん延防止措置や緊急事態宣言の要請は、今の時点ではない。重症化がどのぐらいかは、もう少し見極めたい」

後藤厚生労働大臣:「今の段階でまだ6波が始まっているか明言してお答えできる状況にはない。(Q.経済活動を続けながらオミクロン株を乗り切ることができるのか)感染の状況いかんによって、国民の皆さんにいろんな形で、国民の命と暮らしを守るための、ご協力をお願いする可能性については、もちろん否定するわけではない」 
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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