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アパートが“真っ二つ”に 記者が見たロシア軍侵攻の街「ボロディアンカ」|TBS NEWS DIG
ウクライナ南東部、マリウポリ。ロシア国防省はマリウポリに残るウクライナ側の兵士に対し、日本時間きのう午後7時までに武装解除し、投降するよう要求。その期限後…。
シュミハリ首相
「まだマリウポリは陥落していません。現時点で我々の兵士はマリウポリにいて最後まで戦います」
ロシア通信によりますと、親ロシア派の指揮官は“マリウポリでの投降の提案が拒否された”とした上で再び戦いが始まったとしていて、さらなる被害の拡大が懸念されています。
こうしたなか、JNNは首都キーウ近郊の街ボロディアンカに入りました。
記者
「この建物はもともと別個の建物ではなくて、1つの大きなアパートだったということです」
そこで見たのは、ロシア軍の撤退後も生々しく残る戦争の傷跡でした。
ウクライナの首都キーウから北西に50キロの町、ボロディアンカ。ロシア軍の攻撃を受け、街は焼け野原と化していました。爆撃を受けたアパートは中央の部分が完全に崩落し、真っ二つに割れています。
記者
「近くにはこのように子どもたちの教科書のようなもの、子どもの本のようなものもありますし、地球儀や人形であったりと、人がここに生活していたということが、こういうものを見て初めて分かります」
ほかにも数多くの住宅や民間施設が破壊され、数多くの市民が命を落としました。
住民
「何もかも足りない。 食べ物も電気もガスも。料理を作れるところもない。何もない」
住民たちは手を差し伸べ合い支援物資の供給に携わっています。そのなかの1人、アレクサンドルさん(39)。
ロシア軍がボロディアンカに侵攻したときのことを話してくれました。
アレクサンドルさん
「ロシア軍の列を見た。最初にボロディアンカの環状道路にいたけど、その後街の中心部を通っていった。最初の戦車は2月26日、27日は長い列で入ってきた」
ロシア軍は市民も無差別に殺害し始めたといいます。アレクサンドルさんの父も…。
アレクサンドルさん
「ここに僕の父さんの遺体があった。父さんはロシア軍を止めようとして戦車の前に立っていた」
ロシアで生まれ、21歳の時に移住してきた父・セルゲイさん。ロシア軍を説得しようと、軍用車両の前に歩み出たところを殺害されたといいます。
アレクサンドルさん
「母が電話してきた。父さんが携帯電話を残して家を出たと。僕は母に『追いかけて電話を替わっ』と伝えました。母が追いかけて父さんに替わると父さんはこう言いました。『息子よ、もう耐えられない。あいつらを止めにいく』。この最後の言葉が私の心にずっと残っている」
アレクサンドルさんは思いとどまるよう説得しました。
しかし、セルゲイさんは何も言わず電話口から離れ、その翌日、ロシア軍の軍用車両のすぐそばで、顔などが潰された無残な状態で見つかりました。ひき殺された可能性が高いといいます。
アレクサンドルさん
「 父さんは『ロシア軍は理解してくれる』と言った。『僕はロシア語を話せるから』と」
アレクサンドルさんは夢に出てくるセルゲイさんに「どうして僕の言うことを聞いてくれなかったの?」と尋ねます。でも「父さんは何も答えないで黙っている」とアレクサンドルさんは私たちに話しました。
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