米「ウイグル強制労働防止法」成立に中国政府「政治的操縦」と反発

米「ウイグル強制労働防止法」成立に中国政府「政治的操縦」と反発

米「ウイグル強制労働防止法」成立に中国政府「政治的操縦」と反発

 中国の新疆ウイグル自治区からの輸入を原則禁止する法案がアメリカで成立したことに対し、中国政府は中国を政治的にコントロールしようとしているものだと強く反発しています。

中国外務省 趙立堅 報道官
 「実質は人権の看板を掲げて、中国を政治的にコントロールして、経済的いじめを行い、新疆の繁栄と安定を破壊している」

 中国外務省の趙立堅報道官は24日の記者会見で、強制労働を理由に新疆ウイグル自治区で生産された製品などの輸入を原則禁止する「ウイグル強制労働防止法」がバイデン政権によって成立したことに強く反発しました。また、趙報道官は「中国政府と国民が国家の主権と安全、発展の利益を守る決心は断固動かない」とした上で、アメリカに対し「過ちを正し、内政への干渉をやめるよう忠告する」と主張。「中国は情勢の進展を見て、さらなる反応をする」として、アメリカをけん制しました。(24日22:51)

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