「旧宮家の男系男子が養子として皇籍復帰」案を評価 維新が皇位継承めぐり意見書(2022年4月14日)

「旧宮家の男系男子が養子として皇籍復帰」案を評価 維新が皇位継承めぐり意見書(2022年4月14日)

「旧宮家の男系男子が養子として皇籍復帰」案を評価 維新が皇位継承めぐり意見書(2022年4月14日)

 安定的な皇位継承の在り方を巡って、日本維新の会は政府の報告書で示された皇族による養子縁組を可能とする案を評価し、皇室典範の改正で実現すべきとした意見書を衆議院議長に提出しました。

 安定的な皇位継承の在り方について、政府は皇位継承の問題を先送りし皇族の数を確保する方策として、女性皇族が結婚した後も皇族の身分を保持する案と、旧宮家の男系男子が養子として皇籍に復帰する案の2案を軸にまとめ、国会に報告しています。

 これを踏まえ、衆議院と参議院の両議長は各党に意見集約を求めていて、日本維新の会が意見書をまとめました。

 意見書では、旧宮家の男系男子が養子として皇籍に復帰する案について「高く評価できる」とし、「皇室典範の改正により安定的な法制度として実現すべきだ」と主張しています。

 一方で、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案については、皇位継承資格を女系に拡大することにつながるのではないかとの懸念に十分、留意する必要があると指摘しています。
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