エジプトなど中東で食糧価格が高騰 ウクライナ侵攻の影響(2022年4月14日)
ロシアによるウクライナ侵攻のあおりを受け、小麦を両国からの輸入に依存する中東の国々では、パンの価格が高騰するなど大きな影響が出ています。
人口1億人を超えるエジプトでは、食糧不足を賄うため去年およそ600万トンの小麦を輸入していて、その8割をロシアとウクライナに依存しています。
今後、輸入が滞る懸念が高まったことで小麦価格が急騰しているほか、その影響は肉類や食用油など広範囲に広がっています。
エジプト政府は来季の小麦の作付面積を6割増やす方針を出す一方で、新たな輸入先を確保するため、代表団をインドに送るなど対応に追われています。
中東では、ロシアとウクライナからの小麦の輸入に頼るレバノンやチュニジアなどでも深刻な食糧不足の懸念が高まっています。
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