血液型不適合の父親から 生体肺移植に世界初成功(2022年4月13日)
血液型が適合しない臓器提供者から患者に肺を移植する生体肺移植が世界で初めて成功しました。
京都大学病院は12日、血液型がO型の患者にB型の父親の肺を移植する手術に成功したと発表しました。
患者は関東地方に住む10代の女性で、白血病で骨髄移植を受けた後に肺を患い、重篤な状態でした。
このため京大病院は免疫抑制剤を投与したうえで、女性の血液から拒絶反応を起こす抗体を取り除き、血液型が適合しない父親からの生体肺移植という手術を実施しました。
京都大学医学部附属病院・呼吸器外科長:「多くの方が脳死肺移植を待ちながら亡くなっていったという現実がある。(今回の手術が)新しい光になるのではと考えております」
女性は11日、退院したということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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