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コロナ禍で「帯状疱疹」急増 ストレス影響か・・・ワクチン接種後かかるケースも(2022年4月7日)
専門家は、ストレスが影響している可能性も指摘しています。
■コロナ禍で「帯状疱疹」急増
近畿大学医学部 皮膚科学教室・大塚篤司主任教授:「去年の春から夏にかけて、帯状疱疹(ほうしん)の患者が多かった。感覚としては、1.5倍から2倍くらい増えているという印象」
コロナ禍の今、傷みやかゆみ、水ぶくれなどが体の半分側に帯状に出る「帯状疱疹」にかかる人が増えているといいます。
帯状疱疹の原因は、子どものころにかかった「水ぼうそう」のウイルスです。
治った後も体内に潜伏し、ストレスや疲れ、免疫力の低下などで、再活性化。帯状疱疹を発症するといわれています。
それが、なぜ今増えているのか。
近畿大学医学部 皮膚科学教室・大塚篤司主任教授:「コロナの影響で、おそらくストレスがかかったりとか、免疫の機能が落ちて、帯状疱疹が出るという論文もありますので。そういったところが、関係しているかもしれない」
■新型コロナワクチンと関係は・・・
また、新型コロナワクチンを接種した後に、帯状疱疹が出たというケースもあるといいます。
新型コロナワクチン接種後に帯状疱疹にかかった男性(30代):「(2回目の) ワクチンを打ってから、胸のほうに出て。病院に行ったら、帯状疱疹と言われた。呼吸する度に痛かったので、1週間、会社に行けなかった」
男性は薬を処方してもらい、症状は治まりましたが、現在も、体には痕が残っているといいます。
新型コロナワクチンの接種と帯状疱疹の関係については・・・。
近畿大学医学部 皮膚科学教室・大塚篤司主任教授:「きっちりと、科学的に証明されているわけではない。ただ、コロナワクチンを打った患者さんの10%くらいが、帯状疱疹のヘルペスウイルスが再活性化するんじゃないかという論文は出ている。海外での症例報告も多く出ている」
ただ、帯状疱疹には治療薬もあり、感染後のリスクを比べれば、まずは新型コロナワクチンをしっかり接種することが大切だということです。
(「グッド!モーニング」2022年4月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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