避難先で親に会えない子ども 日本人家族も自宅で受け入れ(2022年3月28日)
ウクライナからの避難者に関する信じられないニュースが。
国境付近で、「人身売買」を目的とした連れ去りがあるといい、国連機関が「新たな危機」として保護の強化を呼び掛けています。
現在、ウクライナからの避難者は382万人。そのうち、約6割の226万人を受け入れているポーランドに、避難者を受け入れた日本人がいました。
地元の大学に通う大学院生の東さんは、婚約者のマルタさんと4歳の息子とで2つ部屋があるアパートで3人暮らしをしていましたが、現在、ウクライナから避難してきた母親と子ども2人の合わせて3人を受け入れています。
ポーランド在住・東優悟さん:「来た次の日から(子ども同士は)友達になっていて、会話が通じてはいないんですけど、子ども同士はコミュニケーションできているみたいで。本人たちもお父さんに会えない理由を少しずつ分かり始めていて。やっぱり戦争が起きているってことを、理解し始めているとは感じますね」
国から、わずかながら補助金も出るそうですが、東さんはまだ大学院生。厳しい生活のなか、SNSで現状を訴えて、集まった支援金や物資を活用しているそうです。
この日は、東さんたちはカレーにパイに、ゼリーなどを作りました。しかし、でき立ての料理を持って外へ・・・。実は、支援センターに提供するための料理でした。東さんは一体なぜ、苦労して避難者の受け入れを続けるのでしょうか。
ポーランド在住・東優悟さん:「最初に会った時かな・・・。『お父さんが心配しているから』っていうことを言われて。自分も今、父親の立場で同じ環境だったらと思ったら、結構その時いきなり悲しくなって、涙が出てきてた。じゃあちょっとでもここにいる方が少しでも楽しめるようにっていうことで・・・」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く