山口・副知事ら書類送検　部下勧誘の公選法違反疑い(2021年12月23日)

山口・副知事ら書類送検　部下勧誘の公選法違反疑い(2021年12月23日)

　10月の衆議院選挙を巡り、林外務大臣の後援会に入会するよう部下を勧誘した山口県の副知事ら3人が、公職選挙法違反の疑いで書類送検されました。

　書類送検されたのは、山口県の小松一彦副知事と山口市の幹部職員の合わせて3人です。

　捜査関係者によりますと、小松副知事らは立場を利用して衆院選山口3区から立候補した林芳正外務大臣の後援会の入会申込書を部下に配らせ、職員らを勧誘した公職選挙法違反の疑いが持たれています。

　小松副知事は22日、取材に対し、捜査活動に支障が生じる可能性があり何も話をすることはないとしたうえで、進退については検察の処分を待って考えるとしています。
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