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ファイザー製の新型コロナ飲み薬 米規制当局が初めて承認
アメリカの規制当局は、製薬大手「ファイザー」が開発した新型コロナウイルスの飲み薬について、緊急使用を承認しました。
アメリカのFDA(食品医薬品局)が22日に緊急使用許可を出したのは、ファイザーが開発した新型コロナの飲み薬「パクスロビド」です。ファイザーによりますと、対象となるのは12歳以上で、重症化リスクが高く、新型コロナの症状が軽度から中程度の人としています。
こうしたなか、イギリスでは、オミクロン株はデルタ株と比べて入院リスクが40%下がるという研究結果が発表されました。インペリアルカレッジロンドンの研究チームが今月1日から14日までにイギリス・イングランドで確認された全ての新型コロナウイルス症例およそ32万5000件について調べたところ、オミクロン株に感染した人はデルタ株に感染した人に比べて、一晩以上入院するリスクが40%下がるという結果が得られたということです。
ただ、WHO(世界保健機関)はオミクロン株について、「デルタ株よりも重症化するリスクが低いかどうかを結論づけるのは時期尚早だ」と警戒するよう呼びかけています。(23日11:06)


