プーチン大統領 側近“魔女狩り”か・・・軍トップ姿消す(2022年3月25日)
ロシア国内で、異変が起きています。
■ロシア高官が辞任「侵攻反対」
ロシアのインタファクス通信は、大統領特別代表のアナトリー・チュバイス氏が辞任したと報じました。
ロシア・ペスコフ大統領報道官:「チュバイス氏は、自ら希望して辞任しました。ロシアを去るか去らないかは、彼自身の問題です」
プーチン政権の高官が辞任するのは、ウクライナ侵攻後、初めてとみられます。
欧米の複数のメディアは、チュバイス氏はロシアによるウクライナ侵攻に反対で、すでにロシアを出国したと報じています。
■軍トップ姿消す・・・“魔女狩り”か
さらに、プーチン大統領の腹心とされるショイグ国防相、ゲラシモフ軍参謀総長の2人も、最近、公の場に姿を見せていません。
ウクライナ・ポドリャク大統領顧問:「国防トップの2人の姿が“どこにも見当たらない”のは興味深い」
この2人は重要人物で、プーチン大統領を含めた3人のうち、2人集まれば、核兵器のスイッチを起動できると言われています。
先月、プーチン大統領が核を含む「抑止力部隊」の厳戒態勢への移行を指示した際、険しい表情でうなずいたのが、ショイグ国防相です
イギリスのメディア「ミラー」は、プーチン大統領が、軍の計画が西側に漏れていることに激怒しているとし、ショイグ国防相が姿を消したこととの関連性を示唆しています。
ミラー:「プーチン大統領が側近たちの“魔女狩り”を始めた。戦争がうまくいっていない責任がある“有罪者”を見つけようとしている」
(「グッド!モーニング」2022年3月25日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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