ロシア・カムチャツカ半島で火山が大規模噴火 近隣の村で大量の降灰を確認(2023年4月11日)

ロシア・カムチャツカ半島で火山が大規模噴火 近隣の村で大量の降灰を確認(2023年4月11日)

ロシア・カムチャツカ半島で火山が大規模噴火 近隣の村で大量の降灰を確認(2023年4月11日)

 ロシア極東カムチャツカ半島のシベルチ火山で大規模な噴火が起き、大量の火山灰が降っているのが確認されています。

 ロシア極東のカムチャツカ半島にあるシベルチ火山が11日未明、噴火しました。

 タス通信などによりますと、シベルチ火山の噴火は11日午前1時ごろに始まり、複数回噴火を繰り返し、午前8時30分には噴煙が高度2万メートルにまで達しました。

 火山灰の影響で地元当局は、近くのウスチ・カムチャツク村への道を閉鎖しました。

 また、別の村の小学校では10日間、遠隔での授業に切り替えると発表しました。

 ロシアメディアによりますと、近隣の村では火山灰が8.5センチの高さにまで積もっていてこれほどの降灰は過去60年、記録されていないということです。

 また、タス通信によりますと、ロシアの航空当局は火山灰が航空機に影響を及ぼす可能性があるとパイロットらに通知したということです。

 ロシアの国営メディアなどは専門家の話として、火山灰が成層圏まで達した場合、日射量が減り、地球規模の気温の低下を引き起こす可能性があるとも指摘しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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