ウクライナ避難民、比較的離れたフランス・パリにも 受け入れ施設には連日多くの人が
ロシアの軍事侵攻によりウクライナから避難する人が相次ぐ中、フランス・パリにも受け入れ、施設が設けられています。
記者
「普段はイベント会場として使われている場所ですが、今はウクライナから避難してきた人の相談窓口になっています」
パリ市内の施設には、ウクライナから避難してきた人が連日、多く集まっています。フランスは避難民に6か月間の滞在を許可し、最長3年まで延長することを可能としていて、窓口では手続きする人の姿が見られました。
ロシア侵攻後、ウクライナからは隣のポーランドをはじめとする周辺の国々におよそ362万人が避難。
フランスのカステックス首相によりますと、比較的離れているフランスにも一時的な避難も含め、2万6000人がやってきているということです。
キエフから避難したフランス語教師
「娘たちのためにフランスで仕事を見つけたいです。少し安心しましたが、心は両親がいるウクライナに残ったままです。勝利の日を待つ、それしかないです」
会場では、子どもの教育や医療サービスを無料で受けられる施設の紹介、ボランティアによる通訳支援も行われています。
(24日03:10)
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